NotionAIにアートを生成させてみる
NotionAIを気軽に使ってみるアドベントカレンダーの11日目です。
NotionAIはテキスト系の補正に優れていますが、これはテキストで生成できるものも含んでいます。
ふと遊び心で試してみた結果について記事にしてみました。
NotionAIにアスキーアートを生成させてみる
文字で書く絵、つまりアスキーアートもテキスト生成の部類に入ります。ただ、制限を入れない限りは複数行を使ってしまうので、ワンポイントで抑えたい場合には「一行で」の指示が必須です。
一行のアスキーアートを書いて
(`・ω・´)ゞ ━━━━━━━☆ミ キラキラ
NotionAIのアスキーアートにおける制約
公式ドキュメントがそんなものを書いているわけがないので、NotionAIに聞くしかありません。
NotionAIが描けるアスキーアートの制約を教えて
NotionAIがアスキーアートを生成する際の主な制約は以下の通りです:
- 基本的に半角文字(ASCII文字)と全角文字(日本語文字)を組み合わせて使用可能
- 複雑な絵柄は苦手で、シンプルな表現が得意
- 「一行で」という指示がない場合、複数行を使用する傾向がある
- 顔文字((`・ω・´)など)は比較的得意
- 枠線や罫線を使った装飾も可能
ただし、以下のような制限があります:
- 非常に細かい装飾や複雑なパターンは再現が難しい
- 色付けや特殊な文字装飾はできない
- サイズの大きすぎるアートは生成が不安定
そのため、シンプルで見やすいデザインを心がけることが重要です。
色付けについてはテキストブロック機能ではなくテキストのポップアップメニュー内装飾に掛かるため、NotionAIには操作できないということでしょう。なお、同様にLaTeXにおける数式を埋め込める式もNotionAIは利用不可能です。
NotionAIの手掛ける顔文字
よくある顔文字なら即生成でき、辞書で検索するよりも早かったりします。
悲しい顔文字を1行でかいて
(´;ω;`) ウッ…
最小限のアスキーアートと見做せるボーダーも理解しているようですが、どうも日本語ベースらしく海外で見かける:)
のようなアスキーアートは基本生成しません。
最低限の文字数で1行のアスキーアートを書いて
^_^
ただし、制約を入れると対応してくれます。
海外の人が理解できる、1行顔文字を書いて
:D
This simple smiley face is widely recognized in Western countries and is part of the early internet emoticon culture.
このシンプルなスマイリーフェイスは欧米諸国で広く認識されており、初期のインターネット絵文字文化の一部となっています。
特定言語の文字を使った顔文字の生成指定も可能です。
タイ語で1行の顔文字を書いて
ʕ•̮͡•ʔ ◟๑・ω・๑◞
丸みを帯びた装飾的な文字「๑」がタイ語由来です。日本語キーボードの場合はコピペじゃないと入力出来ないタイプの顔文字でも、NotionAIを頼ることで0から出力可能です。
あとがき
意外とアスキーアートや顔文字の対応が万能な印象になるNotionAIですが、「文章中に紛れ込ませて」と指定した場合は1行ごとにアスキーアートや顔文字を紛れ込ませてきます。加減が宜しくないため、人の手で調整が必須です。
いい感じの顔文字を文章に入れたい場合はNotionAIを頼ってみるとよいでしょう。